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96年に「小説ASUKA」という雑誌に掲載され、ASUKAノベルズから発行された作品です。
Kindle版で発行することになりました。
色彩都市というミニシリーズタイトルにまとめます。
未読の方はこれを機会にぜひどうぞ。近未来の摩訶不思議な世界を舞台にしたベースボール・アドベンチャーです。

  ブルースカイ・ブルース    書影をクリックすると紹介ページに飛びます
清涼な空気に満ちた裕福なブルー・シティに住む藍少年は、地元チーム・ウルトラマリンズの試合を観戦し、黒猫を連れた奇妙な少女に出会う。

謎の少女は、ウルトラマリンズのエース蒼馬と不可解な繋がりがあるらしいが……。


ブルーシティ、イエローシティ、マゼンタシティというように、色の名前で呼ばれている都市が各地にある世界。
各地に点々としている色の名前のついた都市を束ねているのが、中央政府と呼ばれている政府である。



 イエロー・エッグ・ムーン     書影をクリックすると紹介ページに飛びます
猥雑な街イエロー・シティでは《眠らせの美女》と呼ばれる盗人が暗躍していた。ウルトラマリンズの遠征を追っていった新聞記者は、蒼馬の行動を観察する。
その身辺には妖艶な美女が現れ……。


摩訶不思議な未来の寓話、《色彩都市》のイエローシティと舞台とした第二巻です。
清浄な風の吹いたブルーシティ編『ブルースカイ・ブルース』の続編になります。
赤の街であるマゼンタ・シティを中心にした第三巻『スカーレット・テンペスト』へ展開します。


 スカーレット・テンペスト     書影をクリックすると紹介ページに飛びます
警報が鳴り響く不穏な街マゼンタ・シティで働く緋沙は、職場のテレビから蒼馬の活躍を見つめる。

その熱狂したゲームはマゼンタシティの導火線に火をつけた。
死者の顔を持つ者が現れ、地元チームを勝利に導く。


摩訶不思議な未来の寓話、《色彩都市》の赤の街であるマゼンタ・シティを中心にした第三巻『スカーレット・テンペスト』です。

途中に入るインサイド・ストーリー『エメラルド・フォレスト』は書き下ろし。
 



★作品の覚え書き
この作品についての思い出話を語ってます。