深紗 シンシャ |
炎月王(エンゲツオウ)に仕える紅月鬼(コウゲッキ)。 真紅の髪をした青年の姿をしている。 ある事件により、天界の秩序をみだした罪で下界に八十年の流刑となった。 |
葉舟 ハシュウ |
青月王(セイゲツオウ)に仕える紫月鬼(シゲッキ)。 深紗の親友で、腐れ縁の元恋人。月の王の系譜をひいているので月鬼の中でも重んじられている。 |
英輝 エイキ |
青月王につかえる紫月鬼。 深紗と葉舟の友人だが、下界の生活にひかれて砂漠の商人になった。 深紗が下界にいるときは、自分の店で働かせていた。 |
北斗星君 ホクトセイクン |
幼名は貴珠(キシュ)といい、天狼(テンロウ)の養い子だった。 成人の儀のときに押しつけられた婚礼がいやで、深紗と駆け落ちした。 今は若くして天界の実力者のひとり。 |
天狼 テンロウ |
夜空にひときわ輝く星の主(ホシノアルジ)。 北斗老(ホクトロウ)から素性の知れない子供を預かり、養い親となった。 |
月鬼 ゲッキ |
ふたりの月の王、炎月王(エンゲツオウ)と青月王(セイゲツオウ)に仕える月の精のようなもので、美女の姿をとれば月姫(ゲッキ)と呼ばれることもある。 下界では精霊や夢魔、ときには鬼神や魔神としておそれられる。 紅月鬼(コウゲッキ)と紫月鬼(シゲッキ)というふたつの種族があり、以前は敵対しあって戦ったこともあった。 決まった性別はなく、姿も自在に変えられる。自由気ままな性質で、定住することも少なく、婚姻の絆を結ぶこともめったにない。 |
星の主 ホシノアルジ |
輝きによって天界での地位がだいたい決まっている。 天狼、北極星、真珠星、大火(タイカ) 、織女(オリメ)、牽牛(ケンギュウ)、双子星(フタゴボシ)が高い地位を得ている。 北斗星君は北斗七星の中に出現した新星で、天狼につぐ輝きをはなっている。 |